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Last UP Date: 2005年3月31日

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月刊プチ通信 2005年4月号

横浜トリエンナーレに是非!!

現代美術の祭典!

今年の9月28日〜12月18日まで横浜トリエンナーレ2005が開催される。
日本国内最大の現代美術の祭典で今年が2回目である。ちなみにトリエンナーレとは3年ごとに開催されるもので、 2年ごとに開催されるものはビエンナーレと言う。

前回の1回目はパシフィコ横浜で2001年である。
そう、今回はトリエンナーレでありながら4年振りである。1年延期の訳は“場所が見つからなかったから” である。国内最大のアートイベントを開催する為に必要な広さは1万平米。しかも横浜で見つけなければならないと言うことに延期の原因があったようだ。

もう少し突っ込めば、この問題以外にディレクター交代などがあったのだが、ここではそれには特に触れない。

今回のトリエンナーレは場所をメイン会場に横浜・山下埠頭の倉庫(延べ床面積約1万2千平方メートル)とし、総予算6億9千万円、 世界各国から80名の作家やグループを招いて開催されることが決まっている。

歴史的な作品などは著名な美術館などで比較的頻繁に展示され、しかも観客数も多い事から多くの人が目にしていると思われるが、 現代美術についてはなかなか目にする機会は少ないだろう。

村上隆や奈良美智などの登場で日本でも現代美術への関心が高まっているとは言え、まだまだ普段目にする機会は少ない。映画に触れたくて映画館に行く機会や、 音楽に触れたくてライヴやCDショップに行くことは極自然なことだ。芸術に触れる為にどこかへ足を運ぶ事をしない方がほとんどだろう。普段あまりアートに触れる機会のない方は3年に一度でいい、 是非足を運んでいただきたい。

そして、これは普段アートに親しんでいる方も、そうでない人にもお願いしたいのだが、常に作品を見るときには作者、プライスカード(値段)、展示会場を考慮に入れず、作品だけを純粋に見て欲しい。

と言うのも、アートが浸透していない日本人にとって、名前や値段、展示会場などがアート作品の価値基準になっているように見えるからだ。

確かにアーティストとして知名度があれば、作品の金額が高ければ、また、より大きな会場で展示されると言うことは、どこかの部分で評価されていると言うことだが、 アートをより身近なものにする為には自分の判断基準で作品を見るようにすべきではないだろうか?

財産的な価値のある作品はあっても、良い作品や悪い作品などは無い。見る者の心を引き付ける作品がその者にとって最高の美術作品なのである。

プチ通信イメージ
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