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Last UP Date: 2005年10月31日

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月刊プチ通信 2005年11月号

個人対アートの前に・・・

アートを身近に感じてもらう基盤作り

この月刊プチ通信8月号でも触れた事だが、社会とアートとの関係を模索する記事として「社会とアートの交差点」という記事が月刊ギャラリー11月号に掲載されている。 僕の記事では“生活”という事で個人対アートであったが、この記事では社会対アートという関係性を模索している。

僕は以前の記事の中で作家が社会との接点を模索するべきとの考えを述べたのだが、この記事には作家と社会を結びつける活動を行っているNPO法人が取り上げられている。
この活動はアートマネジメントに近い存在と思うが、こういったNPOなどの活動の中でも社会にアートを組み込む作業は難しいようだ。

具体的な活動としては、高齢化と高齢者の生活、高齢者にとって何が幸せや豊かさかを求めて、主に介護を必要とするお年寄りの集まる場所(デイ介護サービスや老人ホーム) を主な活動場所としているようだ。

主な問題点としては、やはりお互いのコミュニケーション(相互理解)とアートによる“数値化できない価値”のようだ。

前者は主にアートによる高齢者への影響の問題点と評価である。月刊ギャラリー11月号の記事で取り上げられているNPO法人の活動には、 単に制作(絵を描いたり粘土をいじったり)以外に、“声を出す”“体を動かす”という事も含まれている。

“成果”という言い方をせずにあえて“影響”という言い方を使いたいと思うが、高齢者にアートを体験してもらった影響として、 例えば普段言葉を発しない人が言葉を発する(施設の人も始めてその人の声を聞いたという)。や、普段体を動かさない人が飛び跳ねたり、 大体普段の施設のイベント時には30分程の集中力しか持たないお年寄りが、時には2時間も夢中になる。などがあるようだ。

僕などはこのような影響は単純に良しと考えてしまうのだが、介護をする立場からは当然だが怪我の問題などが浮上する。それに加え、 僕はあまり意識した事が無かったのだが、上記のような日常とかけ離れた行動を取る事によって、以降の日常に良くない影響が出る可能性がある事に留意しなくてはならないようだ。

後者の“数値化できない価値”については、非常に深刻だ。この記事でも触れられているが、最近老人施設に筋トレマシーンが導入されるケースが多い。 これは、適度な運動(筋力アップ)は心身ともに良い効果があると科学的に実証されているようで、購入に関しても許可が下りやすいのだそうだ。

アートはそれに比べ医学的実証も乏しく、数値化できない部分が多い。費用対効果としての数値化も難しいのが現状のようである。

しかし、このように老人介護の分野にアートが入り込む事でお互いの問題点や改善点が把握できるし、相乗効果も期待できる。 僕が関わっているフリーペパー“fifth-J”もアートを媒体とする異分野、多分野交流を狙っているが、このような活動をするとはじめは外との壁の厚さに戸惑ってしまう。 しかし、情報過多ということもあるだろうが、自分のフィールドに座り続け、ただ闇雲に天に向かって叫び続けても誰かがその価値に気が付いてくれるのは難しい。

問題点や困難で視界は最悪だが、このNPOのような活動は必ず将来のアートの理解を押し上げる基盤となるはずである。 僕もfifth-Jの活動以外にもこのような社会との接点を模索していきたいと思うし、アトリエPetite-Poupeeとしても社会に向けて情報発信や接点を模索していきたいと思う。

そして、行く末は、一人一人が積極的に異分野(人種、宗教、国など)との交流を生み、あらゆる問題が癒され、改善していくものと信じている。

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