サイトタイトル画像

Last UP Date: 2008年2月29日

プチプペTOP アトリエ概要 プチニュース 月刊プチ通信 ショッピング 生徒さんの声 プチリンク集
創作人形 フィギュア 石膏デッサン パソコン 受験準備 子ども教室 大人の造形

月刊プチ通信 2008年3月号

確実に違うジェネレーション

〜育った環境は確実に違う文化だと言う事〜

いつの時代も子ども、特に男の子はゲームが大好き。
それとプラモデルやモーターで動くもの。 後はスポーツ。野球、サッカー、ドッチボール・・・etc 僕もこれらに囲まれて育ちましたが、残念ながら僕は体育会系ではありませんでした。 それでもサッカーはやりました。

ホントに小さい時(小学生低学年)の頃は、僕の遊び場は海か森。
僕は小学生の2年生まで大分県に居たんですが、祖父っ子だったこともあり、毎日釣りに行ってました。 “朝ごはんは自分の釣ってきた魚”という何とも贅沢な毎日だったわけです。
一人で遊ぶ時はもっぱら森。今から思い出すと林程度だったかも知れませんが・・。 とにかくミミズを食品トレー一杯にする事が楽しかったり、幼虫系は触り心地が良かったり、何に成長するのか想像を膨らませたりしました。

つまり、僕は初代ゲーム世代で、ファミリーコンピューター(ファミコン)が登場したのは僕が1年生か2年生の頃です。 それまではアナログな遊びしかありませんでした。 室内で遊ぶと言えば絵を描いたり粘土細工したりだったですね。 ゲームと言っても中途半端な時に登場したので、むしろ最初は関心が低かったです。
そんなにせがった記憶は無いのですが、父が単身赴任と言う後ろめたさ?みたいなのがあったのでしょうか。 あるお正月(だったと思います)にいきなり買ってくれたんですね。 やっぱり最初は楽しかったし、そこそこやりましたが、そのうち森や海、色鉛筆や粘土に戻っていきました。
それが僕の土壌です。
少しだけその後の話に触れると、僕が中学生の時に“スーパーストリートファイターU”と言う格闘ゲームの金字塔と言って良いゲームがゲームセンターで登場しました。 当時はまだゲームセンターというと“ヤンキーの溜まり場”的な印象だったのですが、いわゆるアミューズメント型のゲームセンターや、スーパーのプレイランドは安全なゲームセンターとして、普通の中高生も出入りしていました。
もちろん、僕も何気に足が向いた訳ではなく、友達に連れて行かれた訳です。 そして、ここから僕のゲーム人生のスタートです。。。。
大会に出た事もありますし、浪人時代は池袋のゲームセンターで“池袋チュンリー”とか“池袋ハオウマル”なんて名前を付けられ、いわゆる“オタク系女子”をゲーム台の周りにギャラリーとして集めてたりもしました・・・。
“もう僕は、一生ゲームをやり続けるのか・・・”と思ってたら、大学に入って物造りと表現に取り憑かれ、パタっとやらなくなったんです・・・。 今は何のゲーム機も持ってません。プレステもDSも無いです。
今の時代は“ゲーム脳”とか“ゲームによって友達付き合いが希薄に”と言う問題を耳にしますが、僕は自分がゲーム漬けだったのを経験していて、今がこうなので、あまり心配はしていませんでした。 男の子の親御さんは、ゲームの時間やゲームを買い与えるかと言う事を悩んでいるようですが、僕はちょっと敏感かな?と思っていました。

しかし、以前ゲームをやってる子どもに、その子の祖母と思われる方が話しかけた際に、ちょっとその子の年齢にしてはキツイ物言いで邪魔される事を嫌っているのを目にしました。 ちょっと怖かったですね。
確かに今の子たちは、生まれた時から出来の良いゲームがあった訳です。 そして、公園に居る子も、公園のベンチでみんなでDSとかゲームボーイをやってたりします。 これは、確かに僕の幼少期と比べると特異な事です。
ゲーム脳とかゲームが性格に及ぼす影響は判りませんが、養老毅さんなんかも言ってますが、脳みそは体を動かす事で発達します。 そういった意味でゲームと言うのは指先しか使いませんし、一定の動きに近い動きしかしません。 粘土細工や泥遊びの方が指先の動きは大きく自由度が高いはずです。
ゲームの内容に関しても情報量はとても少ないでしょう。 森を裸足で走るのと、例えば格闘ゲームなどでは、天と地との差ほど情報の量に違いがあるでしょう。 何せ所詮人間が作ったゲームですから、大自然の情報量には到底敵わないわけです。

しかし、ここで注意が必要なのは、ゲームによってもたらされるプラスの部分も無いはずは無いと言う事です。 例えば、僕がネバーエンディングストーリーやグーニーズで養った夢を見る事の楽しさや感動を、もしかするとゲームのストーリーから得られる場合もあるでしょう。 事実、日本のゲームのレベルはアニメのそれと匹敵するほど、良く考えられてます。
それに、僕の友達にも歴史博士みたいな人が居ますが、彼が歴史に興味を持ったのは、ゲームの“三国志”や“信長の野望”です。

後、何より大事なのは“偏らない”と言う事でしょう。 もちろん僕も粘土を弄って成長した訳ではありません。受験勉強もちゃんとしてきました(中学時代は日曜日意外塾・・)。
おじいちゃんやおばあちぁんと一緒に生活してたので、遊んでもらう事でいつもと違う遊びや情報と接する事もできました。

何だか長い割にはごちゃごちゃして読みづらくなってしまいました・・・。 実は5月に急に個展の話が決まって。。。いっぱいイッパイだったりするのです。。お許しを・・・。

最後に僕が持ってたゲーム機一覧!!(パソコン含む)
MSX
PC-8801
ファミコン
スーパーファミコン
ゲームボーイ
メガドライブ
メガCD
ゲームギア
NEOGEO(カートリッジタイプ)
セガサターン
プレステーション
ドリームキャスト
今このどれも持ってない事と、凄まじいオタクっぷりに自分で驚愕です。。。

プチ通信イメージ
プチ通信イメージ
お問い合わせ
住所 千葉県八千代市高津東4-3-8
TEL&FAX 047-487-1303(代表) 090-1938-5389(直)
E-mail info@petite-poupee.com

copylight@petite-poupee
-画像、記事の著作権はArt-Studio Petite-Poupeeにあります-