サイトタイトル画像

Last UP Date: 2007年6月1日

プチプペTOP アトリエ概要 プチニュース 月刊プチ通信 ショッピング 生徒さんの声 プチリンク集
創作人形 フィギュア 石膏デッサン パソコン 受験準備 子ども教室 大人の造形

月刊プチ通信 2007年6月号

第1回教室展

〜皆さん&僕へのおめでとう〜

この6月、13日搬入の19日搬出で第1回教室展を行います。
アトリエがスタートして早2年。 生徒さんにしてみれば皆さん2年目にしての1作品目。 これを長いと感じる方と短いと感じる方とそれぞれだと思います。
少なくとも僕にとっては刺激的で勉強になって、何よりも様々な人々とアトリエを通して出会えた事に感謝するものです。

生徒さんにも、目標を達成されたり、新たな目標を見つけて巣立って行った方や、新たな目標を見つけ、制作数を増やされる方など、それぞれにアトリエを通して何か得て頂けていれば嬉しいと思うばかりです。

そんな中、今月に記念すべき1回目の教室展を行います。
今年に入られた生徒さんや、制作ペースのゆっくりな生徒さんなど、全員が参加される訳ではありませんが、それぞれの個性が如実に現れてる作品が揃ったと思います。 これはホントに素晴らしい事と僕自身が自負するところで、良くも悪くも作品がとても個性に飛んでます。
これは実は誇れる事では無いかもしれませんが、僕の作品が凄く取っ付きにくいせいか?僕の作品に惹かれて来ている生徒さんが少ない事も、個々の作品の個性を引き出す結果となっていると思います。

と言うのは、絵画や造形などはもちろんマネから入ると思いますが、あまりにも強烈に好きな作家が講師だと、いやおう無しに似てくる事が多いように思います。 そういった意味で僕のところでは、僕の作品が参考になりにくい為に、それぞれが自分の色を暗中模索しながら探した結果が良い方向に反映しているんだと思います。

もう一つは、僕が全く生徒さんの作品に手を出さないと言う事でしょう。 こういう創作の成果物を発表会などで展示する教室などの場合は、そのほとんどに講師の手が加わっているケースが少なくないですが、僕は全く入れません。
そのために1作品2年間とか掛かったりするわけですが、その代わり個性のある作品が作れるのと、何より完成した時の喜びは大きいと思います。

もちろん講師の手を加えたことによるプラス要因も多くて、例えば、とりあえず1作品作ってみると完成した時の喜びを味わえるとか、テクニックを身に着けるにはスパルタ的に講師が手を加えた方が早かったりします。
指導方法としてはそれぞれに利点欠点あるんだと思いますが、僕は手を加えない事の方がプラスの面が多いと判断したんです。
特に、最近になっては、若い作家希望の生徒さんが入られるようになり、彼らはプロとしての活動を望んでいます。 そのような道を考えているなら、際立った個性が無ければ生きていけません。

テクニックは磨けば努力次第でどんな年齢、どんな不器用な人間も身につきます。とても辛いですが・・・。 その後残っていくのは個性、或いは作家のパッションですから、制作という作業に講師の手が入ると、個性やパッションが講師の色に染まって、生徒も何となく染まった物が元々の自分の物であったかのような錯覚に陥るんです。
これではせっかくいい物を持っていても芽が出ないどころか、芽に気付く事も無くなりますからもったいないです。

まぁそんなこんなでどちらかと言うと指導方針みたいな話になってしまいましたが、そんな指導方針の下で制作した生徒さんたちの作品をどうぞお楽しみに!! そして、ここまで頑張ってくれた各生徒さん、そして僕、おめでとう。

プチ通信イメージ
プチ通信イメージ
お問い合わせ
住所 千葉県八千代市高津東4-3-8
TEL&FAX 047-487-1303(代表) 090-1938-5389(直)
E-mail info@petite-poupee.com

copylight@petite-poupee
-画像、記事の著作権はArt-Studio Petite-Poupeeにあります-