Last UP Date: 2007年5月1日
僕自身もうっかり忘れていましたが、この4月でアトリエ&サイトオープン2周年でした!
忘れていたというのも、この2年アット言う間でした。
ここで、僕自身がこの歴史を踏まえて今後進んで行く為にも、この2年間の総括を勝手にしてみたいと思います。
まず2年前にアトリエがオープンしました。
この段階では、ホントに数名の生徒さんしか居なくて、「そんな状態でアトリエなんて構えて上手く行くのかよ。」と我ながら心配でした。
しかし、本校の生徒さんはホームページやチラシなどを見て徐々に増え、正式に止めた方を除くと15名まで増えました。
アトリエのシステム上、お月謝は手渡しにしているので自然と来なくなってしまう方も居ますが、逆にそう言う方がヒョコっと戻って来てくれたりもして、そういう時は嬉しいものです。
この15名の生徒は皆さん大人の方ですが、本校では子どもの教室もスタートしました。
ここは物理的に狭い関係や、僕の作品や生徒さんの作品が置いてある関係で、あまり子どもの生徒が取れません。
今現在2名の子どもが来てくれていますが、後1,2名が限界かなぁ〜。
ただ、子どもの教室はもう一つ、別の場所(最寄の駅から2駅)のところにもこの2年の間にオープンしました。
そこには、今7名の子どもが来てくれています。
そっちは“分校”って呼んでるんだけど、実は子どもの教室は分校の方がスタートが早かった。
最初は3歳の子が2人も居たりして、子どもと接するのなんて初めての僕に色々と教えてくれました。
その子たちももう5歳。別に僕が育ててる訳でもないけど、こうして1人の人間の成長を見れるというのは、それだけで素敵な事!!
子どもと言えば、近くのショッピングモールで“あそびの学校”って言うのも始まったなぁ。
これはボランティアみたいなもので、月に1回イベントに行くんだ。
子どもたちは参加費無料だからいっぱい参加してくれる!
すぐ定員いっぱいになる。定員はその時々で違うけど50〜80人なんだ。
ここは教材を使って何かを造ったり描いたりするんだけど、同じ教材を使ってるとは思えないほど、色んな個性の作品が見れるからとても刺激になる。
でも、残念な事にここはいわゆる“大人の事情”って奴で夏までで終わっちゃう・・。
もっと世の中的に、お金儲けだけではなくて“地域”とか“文化”“教育”とかに神経が行く余裕のある世の中だったらこんな事にはならなかっただろうにと思うと、ホントに残念。
そして僕の中で全く別世界だった世界と繋がる機会にも恵まれた。
それは障害児の施設なんだけど、以前のプチ通信(2006年6月号)でも書いたけど、ホントに色んな意味で衝撃だった。
かなり身近な所に沢山の障害の子が居るのに、日常の中で全くと言って良いほど接点が無い事。
障害児を取り巻く環境と言うか位置づけ的なものが、とても閉鎖的である事。
彼らの中には色彩感覚や形状把握感覚にとても秀でた子がいるという事。
ここはホントにボランティア的な関わりで、そういった刺激を見返りに、僕も無理の無い程度に情報を提供したり、時には施設に出向いたりして子どもと触れ合ったり施設運営の会議に参加したりしてる。
ん〜〜。こうやって見ると意外と色んな変化がこの2年で起こってるな。
そしてこの6月には初の教室展も予定してる。
ホントは3月に予定してたものだけど、6月に延びたんだ。
生徒さんの作品の進み具合的にも6月でちょうどいいくらい。
どうなるか心配だけど楽しみだ。
ってな具合に、この2年間をザッと振り返させて貰いました!
仕事としてはかなりスロースタートの印象は否めないけれど、じっくりゆっくり確実にこれからも進んで行ければと思います。
勿論自分の制作も。何せ三十路を迎えたので、作品も攻めなければなりません。さっ、制作に戻ろ。
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