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月刊プチ通信　２００７年８月号

8月は子どものイベント満載！

〜かかしと展示♪〜

先々月は大人の生徒さんの教室展を開催しましたが、今月は子どもの教室のイベントがいくつかあります。

1つはかかし。かかしって畑や田んぼに立ってるあれです。 これは八千代市内のふるさとステーション（八千代市の道の駅）が主宰しているもので、竹とワラを配布していて、その竹とワラを使っていればどんなかかしでも良いというものです。
僕のところには子どもが7人来ていて、ちょうど見学の子どもも居たから、10人で制作をしました。 いつもは自分の制作に集中して、自分の世界に入っていきますが、こういう共同制作は、みんなとの協調や強力をして制作していくと言う点でいつもと違う制作の雰囲気となりました。

たまにこういう制作をすると、“社会性”と言う面においてとても良い課題かなと思います。 と言うのは、かかしは特にそうだと思うのですが、概ね人の形をしています。 ですので、体と両手両足、顔です。

最初は「僕顔作る！」「え〜っ！私も顔作りたい〜。」「だから顔は私が作るんだってバ！」 と、意見がまとまらなかったり、制作も進まなかったりしましたが、その内リーダーシップを取る子どもが現れたりして、まるでそこは小さな社会みたいでした。

2つ目はかかしとは違って一人一人の作品を展示する展示会です。 これは、前から何度かここでも書かせてもらった、アトリエの近くにある障害児施設に誘っていただきました。
先日、この施設にちょっとお邪魔した時に、展示会に出す作品を拝見させてもらったのですが、これまた凄い。 やはり、テクニック的な作品は少なかったですが、感覚は非常に優れている作品が多かったように感じました。
もちろん僕のアトリエの子どもたちも、みんな素敵な作品を制作してくれますが、少し傾向が違う、子どもたちも普段は見かけない作品が多いと思います。 今回お互いの子どもたちが、自分が普段学校などで見ている友達の作品や、自分の作品とは違った作品を目にする事で、新しい発見や感動を見つけてもらえたらと思います。

なお、この展示会は勝田台駅構内の勝田台ステーションギャラリーで行われます。 詳しくはニュースページをご覧下さい。

かかしはコンテストになっていて、会場にお越しのお客さんが投票できます！！